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納豆
<用意する物>

・大豆(小粒が失敗が少ない)

・蒸し器用の網
・圧力鍋

・納豆菌(東急ハンズで購入)

・容器(素焼きの鉢受け/園芸店で購入)

・ダンボール箱(大・小)

・断熱用の梱包材

・ホットプレート

・温度計

・ボール、かき混ぜ用のスプーンなど


(下準備)

・前日、大豆をよく洗って水につける。(夏場は10時間程度、冬場は一晩)

・使う用具は全て熱湯消毒しておく。
<作り方>

1. 大豆の水を切り、蒸し器用の網に入れた大豆を圧力鍋で1時間蒸す。

2. ボールに蒸した大豆を移し、大豆が熱いうちに熱湯で溶かした納豆菌を加えてむらのないようにまぜる。
※分量は納豆菌についている説明書を参照して下さい。
3. 容器に大豆を平らにならして入れ、ふたをする。
(高さはだいたい大豆3粒分まで)
4. 下図のように、外箱−断熱用の梱包材−内箱−大豆を入れた容器をホットプレートの上にセットする。
5. 納豆菌が呼吸出来るように少しだけ隙間をあけてふたをする。
45℃前後を保つように温度を調整して、約20時間保温する。
6. 約20時間後。全体にうっすらと白い膜が出来たら大成功!
数時間室温で熟成させてから容器のままタッパーに入れて冷蔵庫へ。10日くらいおいしく食べられます。
プラスチックの容器でも出来ますが、ムラができたり、湿度調整が少々難しいです。
シリコンの小分けカップに、ワックスペーパーを敷いたものでも割とうまくゆくようです。
もし手に入るなら、孵卵器を使うと簡単に温度・湿度調整が出来ます。

北米ではだいたい100ドル以内でありますので、手作り納豆を毎日食べたいという方は、納豆用に一台買ってもいいかもしれません。

外箱はスチロール製ですが、圧縮して固いので割と丈夫です。私は温度が均一になるように、ファンを付けました。
**ひとこと**

色々試してみたのですが、容器は素焼きの物が一番うまく出来るようです。
上下を返したり、途中でかき混ぜたりするというアドバイスもありますが、素焼きの容器ならそのまま放っておいても結構大丈夫です。


※ホット・プレートでの保温は私のオリジナルです。火災の恐れもありますので、ホット・プレートに直接ダンボールが触れないようにご注意下さい。

※「自分で作って納豆食う」馬場貞兒著 ハート出版 を参考にさせていただきました。