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***料理の基本知識 Vol.1「ぶつ切り」***


はじめまして。
このたびは「料理の基本知識」をご購読下さいまして、どうもありがとうございます。
ほとんどが家庭科の授業で習ったような簡単な内容ですが、時々レシピなどもおりまぜながら お届けしてゆきたいと思っております。

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基本の切り方1: ぶつ切り
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まず最初にご説明するのは、「ぶつ切り」。
これはもう、呼んで字の如し(笑)で一番簡単な切り方です。

素材を端から2〜3cmの長さに切ってゆきます。

代表的な例としては、焼き鳥の間にさしてある「ねぎ」がそうですね。
他にも、ごぼうや魚類などを煮物にする時にもこの切り方を用います。



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レシピ: マッシュポテト
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先週の木曜日は「サンクスギビング・ホリデー」で主人の実家のあるマサチューセッツ州に里帰りしてきました。

意外と知られていないのですが、ここアメリカでは「サンクスギビングデー」はクリスマスやニューイヤーよりも重要な日で、日本のお正月のように年に一度家族全員が集まってご馳走を食べるのが慣習です。

食卓にはターキー(七面鳥)の丸焼きをメインに、マッシュポテト・スクワッシュ(カボチャを少し水っぽくしたようなものです)・豆のキャセロールなどが並びます。

食事は、だいたい昼ごろから始まって(時間に関係なく“ディナー”といいます)夕方まで続き、夜はテーブル一杯に並べられたケーキやパイを食べます。

不思議なことに殆ど一日中食べたり飲んだりしているのですが、なぜかお腹一杯にならないんです。多分、私にとっては“おかずばっかり”のメニューなのでお腹が満足しないのではないかと思います。

ご飯があったらいいのになあ・・・と思いつつ、甘すぎるお菓子を食べるのでした。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回はサンクスギビングの代表的な料理の一つ「マッシュポテト」の作り方をご紹介します。
料理というか、じゃがいもを茹でてつぶすだけなのですが・・・。お料理の付け合せなどにどうぞ。

<材料4〜5人分>
・じゃがいも・・・・・大5個
・牛乳・・・・・・・・1/2カップ
・バター・・・・・・・30g
・塩・こしょう・・・・少々
・乾燥ディル・・・・・少々

<作り方>
1.じゃがいもの皮をむいて3センチ角に切り、塩を加えた水で茹でる。
2.30分程してやわらかくなったら(フォークをさしてみて簡単に崩れるようならOK)
  お湯を切り、じゃがいもをボウルに入れる。
3.温めた牛乳・バター・塩・こしょうを加えてマッシャーでよ〜くつぶす。
4.器に盛り、ディルをふりかける。


さて、料理の基本知識 Vol.1、いかがだったでしょうか。
料理に関係なくアメリカの日常生活などについてもお伝えしてゆきますので、お楽しみに。

今後とも、よろしくお願い申し上げます。