雑記帖(2003年1・2月)  
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雑記帖〜生生流転

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◇ ◇ ◇


2003年1・2月に思ったこと

−決 意−

「日記をつけてみよう」
そう決心してみたけど、続けられる自信はまるでない。

小学生の頃、「生活日記」を毎日提出しなければいけなくて、よくネタが見つからずに 夜遅くまで泣きながら書いた記憶がある。そのときに「日記」=「義務」=「つらい」=「つらいことはやりたくない」という 図式が出来上がってしまったからに違いない。

実際、今まで何度もトライして全て3日坊主で終わってしまった。なんて継続力の無い人間なんだろうとつくづく思う。

だからこのページは、「日記」という形は取らずに日付もなにもなしで、ただ思ったことや出来事などを 好きな時につづってみようと思います。



Austin Powers/ Gold Member で、ミニ・ミーが刑務所で歌ってるシーン、 てっきり日本語で「エッサホイサッサ」と言ってるのだとばかり思い込んで 何度も口ずさんでいたら、どうやら「It's a hard knock life.」とか何とか 言ってるらしい。

何度聞いても「エッサホイサッサ」なんだけどなあ・・。私はこれからも「エッサホイサッサ」で歌い通すぞ。

それにしてもAustinの今回の相手役、オセロの黒い方の人に似てる。



禍福は糾える縄の如し〜の後に続く文がどうしても思い出せない。
ここまで出かかってるんだけど。ああ、気になる。



時々、「どうして自分はこんなところにいるんだろう」と不思議に思うことがある。 特に車の助手席に座ってぼーっと外を眺めている時、突然そう思ったりする。

「人生で起こることは、全て意味がある」そうだけど、いったい何の因果で私はこんな 遠くまで来てしまったのだろう。私ほど“インターナショナル”から程遠い人間はいないのに。

これも私の人生の仕事のひとつなのだろうか。



前々から思っていたのだけど−−−。
オザケンの「ぼくらが旅に出る理由」のメロディー(間奏部分)はポール・サイモンの「Late in the evening」にそっくりだ。
いや、殆ど同じかもしれない。本人に承諾を取ってパクったのだろうか。それともあのメロディー自体もともと有名で色んなところで使われているのか。ちょっと気になる。



ヘインズのTシャツの新しいCMにジャッキー・チェンが登場♪ ハリウッドばかりかTVでも活躍するジャッキーが見られてうれしい限りです。 がんばれジャッキー!



「アメリカに来ると太る」よく言われていることだけど、 私も例外なく太ってしまった。それも平均(?と言われている)どおりきっちり7キロ。

特に暴飲暴食をしたわけでもないし、自分で料理するのでジャンクフードもあまり食べないのになぜ?? と思っていたら、はっと思い当たることがあった。食べる量が増えたのだ。

思えば日本にいた頃は小さめのご飯茶碗に8分目程度で満足していてのに、 今では軽くどんぶり一杯は食べている。さらに白状すると、このサイトで4人分と して紹介しているレシピの殆どをいつも2人で平らげてしまっている。

これではいけない。
このままでは生活習慣病への道をまっしぐらではないか。せめてこの内臓脂肪だけでも取り除かねば。 今日から1週間、スープダイエットでも始めよう。



くだらないことなのですが・・。未だに太陽がどちらから出てどちらに沈むのか考える時に、天才バカボンの歌を心の中で歌って確認してしまう。 「えーと、西から昇ったお日さまが東〜に〜沈〜む〜の逆だから、東から西」という具合に。

あと、英語の東と西もなかなか覚えられずに「イーストオブ・エデンの邦題がエデンの東だから、イーストが東」と いちいち2段階で考えてしまう。

地図の右側が東で、左手で3を作って右(東)を差したときにEの形ができるからEast。というのも試してみたけどWにも見えて混乱してしまったので却下になった。

何かいい暗記法はないものか。



使っていたPaint Shop Pre7Jお試し版の使用期限が切れそうだったので、日本へ帰国した時に買った「10周年記念パック」。

さあ、これから堂々とGIFファイルが使える♪と思いきや。がーん!!ま、間違えて「アカデミック版」を買ってしまっている。 なぜ気づかなかったんだろう。ちゃんと赤いシールが張ってあるのに。

わざわざこのためだけに日本へ帰って交換するわけにもいかないし。いっそ学生にでもなろうか。



久しぶりにNさんと話をした。去年の暮れ以来連絡してなかったので今日あたり電話でも しよう、と思っていたところにむこうから電話をもらったので驚いた。

いつもながらとてもポジティブな人で、話しているとこちらまで元気になってくる。

今朝はちょっと落ち込んでいたんだけど、おかげさまで立ち直れそうです。



友達から、彼氏(アメリカ人)のお父さんが、「あれはトラック、これはバス、・・・」と道行く車を指差しながら教えてくれて 「日本にもある」と言えなかったという話を聞いた。

そういえば昔ホームステイした時、ビデオデッキについて詳しく説明されて 「いや、それは日本にもあるし。しかも日本製だし。」と言えなかった経験を思い出した。

「日本でもみんなそういう服、着るの?」と、真剣に日本人は皆和服を着ていると思っていた人にも会ったことがある。

日本製の車や家電製品がこんなに普及しているのに、だ。日本はまだ、結構、誤った印象を持たれている。



ずっと以前に会社の人たちとご飯を食べに行ったとき、スパゲティ・サラダを思わず「ふーふー」してしまったことがある。 誰も見てないと思ったのに、同僚の一人に「今、ふーふーして食べたでしょ」と指摘された。

そんなところにちゃんと気づいてくれる友人が周りに沢山いた私は、幸せ者です♪



デパートのスポーツ用品売り場で小さく「あぢだす・・」とつぶやいたら、夫に「アディダスだよ」と訂正された。 いや、わかってるんだけどね。

英語圏の人とは分かり合えない微妙な感覚が、あると思う。



何気なく口ずさんださだまさしの「木根川橋」、そらで全部歌えてしまったのでびっくりした。 「主人公」も「魔法使いの弟子」も「パンプキンパイとシナモンティー」も、すらすらと出てくる。
昨日の夕食のメニューさえも時々忘れてしまうというのに。

昔のことの方がよく覚えている、というのはひとつの老化現象だと聞いたことがある。ちょっとショックです。



夜中に目がさめて、色んなことを考えていたら眠れなくなってしまった。
今、朝の3時ちょっとすぎ。日本は夕方の6時。

こっちでは皆寝てるのに、日本では知ってる色んな人たちが 活発に動き回っているのを想像するのは、ちょっとうれしい。



雪です。
しんしんと、降っています。
・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

ミネソタの冬のよいところは、冬でも青空が見える、ということだと聞いた。

真っ白な雪と、抜けるような青空。そして、一見枯れてしまったかのように見える木々たちも、 春が来ていっせいにみどりの芽を吹くのをじっと待っている。

全てがしんとして、とても美しい。



今さっき夫に履歴書につけるカバーレターを書いてもらった。 (手伝ってもらった、ではなくて書いてもらったというところが情けない^-^;)

先週末の新聞に、私程度の英語力でも出来そうな、しかも通勤にも丁度いいくらいの 距離の職場の募集があったのだ。

アメリカの企業で働いたことがまだないので、かなり不安はあるけど、こっちでがんばってる日本人 の人たちも最初はみんな苦労してるのだ。私もがんばらねば。



外はまだ、雪が降っている。
さっき雪かきをしたばかりなのに、もう2センチくらい積もってしまった。

窓ガラスについた雪の結晶が、いつまでも溶けずに残っているので、じっと観察してみた。 小さな小さなマーガレットの花のような形の結晶。大きいものから小さいものまで。
ものすごく小さなものも、よーく目を凝らしてみると、ちゃんとマーガレットだ。

雪の結晶は、二つとして同じものはないそうだ。 ミネソタの雪と、北海道の雪では結晶の形も違うのだろう。

大自然の神秘が、こんなに小さな物の中に凝縮されている。



日本にいる頃よく耳にした「全米で大ヒット」というのは、アメリカのどのあたりでブームになっているのだろう。 アメリカに来てから、日本で有名な「全米大ヒット商品」にお目にかかることは滅多にない。

それより、母からの国際電話で「全米大ヒット商品」を教えてもらって、しかも逆輸入(母から送ってもらってる)までしている私って一体・・。



私は滅多に病院へ行かない。

よほどの事があれば別だが、「虫歯と骨折以外は、自力で治す」というのがモットーなので、 殆ど食べ物と体操、それでもだめなら漢方薬かサプリメントを試してみる。

たま〜に診察を受けることもあるけど、それは単に病名を教えてもらうためだけで、処方された 薬には殆ど手をつけない。そして食べ物と民間療法で治してしまう。

「病は気から」といわれるように、心と体は密接につながっていると思う。悩み事やストレスが長い間長い間蓄積されると、免疫力も落ちて大きな病気にもなりかねない。

病を予防するという点においても、心も体も、いつも健康でいられるようにこころがけたいと思う。



顔文字について

インターネットをはじめた頃、顔文字が苦手だった。 初心者にとっては、ネット熟練者のような近寄りがたさを覚えたからだ。 だがしばらくしてネットにも慣れてくると、今度は逆に、顔文字を使う人が妙に初心者っぽく見えてきはじめた。 素人がツウぶってやたらと顔文字を使っているように見えて、ちょっと気恥ずかしく思えたからだ。

それで長いこと顔文字から遠ざかったネット生活を送っていたのだが、ご存知のように 文字だけでやりとりするのは、自分ではそんなつもりはなくても冷たく響いたり、 そっけなく見えたりして誤解されたり、時には人を傷つけてしまったりもする。

それである日思い切って、顔文字を使ってみたのだが、それは思った以上の便利さだった。 硬い文章も一気にやわらぎ、フレンドリーな雰囲気で話もすすむ。お互いの感情表現ができるので、 誤解も減るし。なんて便利なんだ、顔文字。いままで頑なに拒否してきたけれど、これからどんどん使わせてもらおうじゃないか、顔文字!

---という過程を経て、現在私は時々顔文字を使っています。 「顔文字、嫌い」という方、このサイトで私が顔文字を使うのを見ても、「紆余曲折の末のことなんだから」と、 温かい目で見守って下さいね。(^-^)←さっそく



「80〜90%の体温は頭部から奪われるそうです。
 寒い日の外出は、必ず帽子をかぶりましょう。」

今朝からひどい頭痛がする。昨日、うっかり帽子もかぶらずに外に出てしまったせいだ。 もっと気をつけるべきだった。ううー、あたまがいたいーーー。



携帯を替えた。
今度はT-Mobile。ドイツの会社らしい。
色も形もかわいくておしゃれ。 やっと小さくて軽いケータイが持てて、うれしい。



朝公園にシドニー(犬)を連れて散歩に行ったら、夕べ降り積もった雪の上に色んな動物の足跡が、てんてんとついていた。 うさぎとか、しかとか。
ウサギなんて、あ〜んなにちっちゃいのに凍ってしまわないのだろうか。 いくら毛皮着てるとはいえ、マイナス20℃に耐えられるなんて、すごいよ。



日本でもケーブルTVで放映してるのでしょうか、「24」。
とにかく、い〜〜〜〜〜いです!!!

FBIのエージェント、ジャック・バウワーが重要事件を解決する24時間の間に起きたことを、リアルタイムっぽく24週に分けて放映してるのだが、 今回のストーリーはまたすごい。

テロリストによってL.A.のどこかにしかけられようとしている核爆弾を探し出すべく、必死の捜査を続けるFBI。その間にもジャックの元奥さんを殺害した元エージェント(ジャックの同僚)が 実はテロリストの一味で彼を銃殺しようとしたり、ボスは別件の放射能汚染で危険な状態、大統領の元奥さんもどうやらあやしいし、ジャックの娘もまた虐待をうけていた女の子を救うべく走り回り、もうあっちもこっちも 大忙しで非常に密度の高い24時間なのだ。

メイン・キャラクター のジャック役、キーファー・サザーランド(三銃士のアトス役の人です♥)が今回はひげなしで登場。いい演技してます。
あとはせめてもう少し私に英語力があったら、もっと細部まで楽しめるのになあ。



私は上沼恵美子さんが大好きだ。

日本にいる頃は上沼さんの出演する番組は必ずチェックして観ていた。
彼女を見ていると、前向きなエネルギーがどーんと感じられて、知らず知らずこっちまで元気になってくる。

言いたい放題なようでいて、言われた人たちも聞いている人たちも誰も傷つかないように気を配っている。きっと、人が大好きですごく思いやりのある人なんだろうなあと思う。

上沼さんはきっと、いつでもどこでもTVで見るあのまんまの人なんだろう。
いるだけでその場の雰囲気をポジティブにしてくれる、太陽のような人だ。



最近、何気なく見ていたニュースで知ったのだが、 アメリカ人の6割以上が深刻な肥満だという。

「やっぱり」というかんじだ。しかしその後キャスターが言った言葉に驚いた。

「驚くべきことに、最近のリサーチで肥満は美容だけではなく、特に心臓疾患など健康にも重大なリスクをもたらすということが 証明されました。」

・・・・・・・・・ってことは、肥満が体によくないということはあまり知られていなかったということなのか。 なんとなくそうなんじゃないかとは思ってはいたが。

そうでなければ、あんなにのどが焼けるような甘い菓子類や、どう見ても一日の必要摂取カロリーを軽く越えている巨大なハンバーガーなどを平気で食べられるはずがない。 その一方でダイエットにしても、「脂肪分を全てカット」「炭水化物を全く取らない」「カロリーゼロ食品に対する過信」など、極端過ぎるのだ。

脂肪だって、炭水化物だって体にとって必要な栄養素のひとつなのだ。 「色々な栄養群からバランスよく、腹8分目」、というのが健康にも美容にも一番だと思う。



最近ちっとも工作をしていない。
以前は本棚やフィッシュ・カービング、手提げ袋、小物入れなど、ちょこちょこと色んなものを作っていたのに。
引っ越して時間も場所も余裕が出来たら、部屋のデコレーションも兼ねてウィンドウトリートメントやフラワーアレンジメント、ビーズの小物など、また こまごまと作ってゆくつもり。今度の家には自分の工作室もあるし。

そのときはこのサイトの「工作」のコーナーにもUPしますので、気長に待っててくださいね。



このページのデザインを少し変えてみました。(・・といってもラインだけですが)
いかがでしょうか。



このサイトを始めて、おかげさまで4ヶ月が経とうとしています。

今まで訪れてくださった方々、また、メールを下さった方々、本当にありがとうございます。
まだまだお伝えしたいことはたくさんたくさんあって、まだ自分の中でもまとまらない状態ですが、 少しずつ中身も充実させてゆきたいです。

つたない文章ではございますが、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m



今回は少し繊細な話題です。

先日ニュースで、「名前がその人の人生に及ぼす影響が大きいというリサーチ結果が。」ということを言っていたので、 「そうだよ、東洋では昔から姓名判断というものがあってね、日本でも名前には気をつかっているんだよ。でも、アルファベットでもやっぱり画数なんか数えたりするのかなあ。」などと夫に話していたら、 どうやらアメリカでは違う意味で結構気を遣うらしい。

聞いただけでなんとなく人種が分かってしまう名前、というのがあるらしく、例えば名前で特定の人種と判断されたために就職の障害になることがあるそうなのだ。
そんな差別とも受け取られるようなことを堂々と、TVの、しかもニュースで取り上げるということに非常にショックを受けた。

こういう繊細な話題について触れるのはためらいがあるが、あえて記させてもらおうと思う。これを読んで気分を害される方もいらっしゃるかもしれないが、あくまでもこれは私個人の意見であって、もし事実と異なるのであればお許し願いたい。

アメリカに来た当初は、人種に関する話題はもってのほかで、タブーだと思っていたのだが、わりとあちこちで「ブラック」「ホワイト」などという言葉を使ったり、 役所の書類などには必ずといっていいほど自分の人種を記入する欄がある事にとても驚いた。

大学や企業などでは、必ずある割合以上の人数、マイノリティーを採用しなければいけないというルールなどもあり、「平等」な状況を作ろうと努力している。

しかし一方で、今度は「白人男性が一番住みにくい」という状況も作ってしまっている。例えば、ある企業が人員削減を余儀なくされて、何人かを解雇しなければならなくなった場合、マイノリティーの方が有利だからだ。もし企業が純粋に個人の能力で判断 した場合でも「マイノリティーだから解雇された。差別だ、訴えてやる。」ということにもなりかねない。

確かにアメリカには本当にさまざまな人種の人達が住んでいて、歴史的な問題などもあって簡単には解決できない問題だとは思う。私自身もここではマイノリティーと呼ばれる立場で、地域によっては耐えがたい差別を受けている日本人もいるという話も聞いたことがある。

しかし、「今まで差別を受けてきたんだから優遇されて当たり前」と、自分の立場を利用して今度は逆差別をするというのもあまりにも悲しいやり方だ。それでは、「自分の人生がうまくいかないのは、社会のせい」と言っているのと同じだ。 自分の人生の主導権を放棄してしまっている。

今に、「白人男性だから解雇された、差別だ。訴えてやる。」などと言い出す人も出てくるかもしれない。そのときはまた、えんえんと「自分達が受けてきた不当な扱い」を楯に「平等」をめぐって争いを繰り返すのだろうか。



家を見に行ってきた。(ただいま建築中)
おとといはなかったキッチンのキャビネットが取り付けられて、バスルームのタイルも今週中にははられるとのこと。
ああ、引越しが待ち遠しいな。すんごい、楽しみ。



このサイトを読んでくれた小学生の女の子のサイトにちょっとおじゃましてきました。
(小学生でHPを運営しているということもちょっとショックでしたが。・・・今はそういう時代なんですねえ。)
−・−・−・−・−
子供というのは大人が思っているよりもずっと色んなことを考えている。
どきんとするような真髄をついたことが書いてあったりして、反省させられたり。

その子は地球環境に関心があって、パソコンもなるべく使わないように(節電のため)するというようなことが書いてあって、はっとさせられた。 私も環境保全うんぬんとえらそーなことを言っているくせに、ついネットに夢中になって電気の無駄遣いをしてしまっている。
ああ、反省・・・。
私もこれから、PCの使用も必要最小限におさえるよう、努力しよう。



私は伊達公子さんが大好きだ。 以前の日記で上沼恵美子さんについても思いのたけを書かせていただいたが、伊達さんも大好きな人の中の一人だ。

彼女のあの輝くような笑顔を見ているだけで、うれしくてうれしくて涙が出てしまう。(コレ、ほんとです) だから落ち込んでいるときなど、伊達さんの写真を見るだけで元気になってくる。ポテンシャル・エネルギーの高い人って写真からも何か不思議なオーラのようなエネルギーを発していて、ほんとにすごいなと思う。



あなたは、お腹に水がたまったことがありますか?
私はあります。
−・−・−・−
あれは忘れもしない、22歳の頃だった。 その日は朝からなんだかお腹がしくしく痛んでいた。「あれ?なんだろ」と思いながらも、しばらくすれば治るだろうとタカをくくっていたのだが、 痛みはどんどん強くなり、その上お腹もどんどん膨らんでいって夕方にはついにうずくまったまま動けなくなってしまったのだ。

夜、外出中だった両親が帰宅後、夜間診療に連れて行ってもらったのだが、受付のおじさん(事務局長のバッジをつけていた)は私のお腹を見るなり、
「あれえ、アンタ、若いのにお腹が出てるねえ。」
などと笑いながら言うではないか。冗談のつもりだろうか。こっちはそれどころじゃないというのに。
(・・・ちがうんだよ、このお腹はなんか知んないけど急に膨らんじゃって、それに痛くてたまんないんだから早くお医者さんよんでくれよう)
私は心のなかでそう叫びつつ、でも痛さのあまりに声もでないのであいまいに笑うしかなかったのだった。

やっとの思いで採尿をすませ、なんとか問診にこぎつけることが出来たのだが、不運にもその日の当直はバイトで来ていた若いインターンのお兄さんだった。
採血をしたあと、彼は言った。
「う〜ん、白血球の数がずいぶん上がってますねえ。これは、盲腸かも知れないけど、よく分からないので明日また、ちゃんとした先生に診てもらってください。」
・・・・・・・あなた、お医者さんじゃないんですか。

結局その日は何も分からず、痛み止めの薬だけもらって帰宅したのだが、 それから2日間地獄のような痛みは続き、再び病院へ行く力もなくひたすら耐え続けて「自力で治した」のだった。

なぜお腹に水がたまったからだと分かったのかというと、その後何度か同じ症状が現れて今度は違う病院へ行ってちゃんとした先生に診てもらったからだ。 なんでも、「過敏性腸症候群」という精神的なものだったらしい。一度病名が分かってからは安心して、その後は気力で乗り切ってきた。

後日友人に、「私以前、お腹に水がたまっちゃって、死ぬほど痛かったけど気力で治したこと、あるんよ。」とちょっと自慢したら、一言、 「・・・・あのさあ、お腹に水がたまった時って、死ぬ前なんだよね。看護婦の友達が言ってたよ。」と言われた。
( ̄□ ̄がーん、知らなかった。そうだったのか。とすると、私は3〜4回は死にかけたことになる。

−・−・−・−
みなさん、急にお腹がいたくなってどんどん膨らんできたら、緊急事態です。即刻、ちゃんとしたお医者さんへ行きましょう。



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