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雑記帖〜生生流転

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2004年1・2月に思ったこと

あけましておめでとうございます。

今年でこのサイトも2年目。「ホームページ2年説」といって、個人のホームページは2年というのが続くか続かないかの境目なのだそう。 う〜ん、今のところまだまだ興味のあることが沢山あるし、楽しんでやっているので大丈夫かな。 立ち上げ当初のように頻繁な更新はできないかもしれないけど、ぼちぼちとマイペースでやってゆきますので、どうぞ末永くお付き合いくださいませ。
今年も引き続き、よろしくお願い申し上げます。



3人に1人

テレビのニュースで、アメリカ人の子供の3人に1人は毎日ファーストフードを食べていると言っていた。毎日・・ということは、もしかすると夕食はマックやバーガーキングなんて よくあることなのか?!
ダイオキシンの体内への摂取経路が日本では魚からが一番多いのに対し、アメリカではファーストフードからの割合が一番多いそうだ。毎日ファーストフードを食べている 子供達はよりリスクが大きいということになる。
これでいいのだろうか・・。



おたじゃうひ

たじゅやひ

おたんうよひ

おやわい

およわい

−−−これ、分かった人はかなりのツウです。



最近やっと

こちらの暮らしにも慣れてきて、 何を見ても聞いてもあまり驚くこともなくなってきた。 今思えば、最初の頃は何もかも「日本ではこうだった」ばっかりで夫も内心うんざりしていたことだろう。 国や習慣によって考えや習慣も違うっていうことは頭では分かっていたつもりでも、やっぱり自分の国のやり方と比較して批判してばかりだった。 (数年前ESLで習った単語ではエキノ・セントリズムとかなんとか言ったような・・) あんなに「日本では・・」をえらそうに連発されて、よく爆発しなかったものだと思う。「アメリカ人なんて大嫌い!英語なんて聞きたくな〜い!」などと言ってはいけないひどいことを言い放ってしまったことも・・・反省。夫の辛抱強さに、感謝。

今は、非常識だと思っていたアメリカのやり方にも一理あるなと思えるところがあるし、正しい(良い)と思っていた日本のやり方にも「ちょっとまてよ」と思うところが あるというのがだんだんと見えてき始めた。

先入観から判断する前に、ニュートラルな目で物事をとらえるというのは大切だなあと思う。



最近好きな番組

私が観ている数少ないテレビ番組の中で、最近注目しているもの。(日曜大工とか、NOVAなどの情報番組は除く)
ALIAS(新シーズン!)、Cold Case、Tru Calling、そしてPractice。24はいちおうチェックはしてる。前シーズンと比べるとちょっとつまらなくなっちゃったのが残念。
あと、前半のみアメリカン・アイドル。後半は同じ顔ぶれになってつまらないけど、第一次審査は「おいおい、その歌でアイドルにはなれないでしょうに」という勘違いした人たち(しかも そういう人に限ってなぜか自信過剰)がたくさんいて面白い。
それくらいかな。



ダイエット

についてちょっとしたギモン。(ダイエット=常食、食事という意味で)
食材について、『○○がよくない』という情報をよく耳にする。あれって、どうなんだろう。多くは、『良くない』という部分のみがクローズアップされて、惑わされているような気がする。

個人的には、プロセス・フードや化学薬品を使ったもの、人工的なもの以外は「食べてはいけないものはない」と思っている。 砂糖・牛乳・酢なども、食材自体が体によくないのか、それを生産する過程に問題があるのかを見極めないと 誤った情報に踊らされる事になるのではないか。(化学薬品づけの家畜からの牛乳は安全とは思えませんよね。酢に関しては化学薬品で合成された合成酢が良くない→醸造酢まで良くないと拡大して誤解されてる?)

また、どういった調査でよくないという結果が出たのかを知ることも大切だと思う。
例えば卵。卵がコレステロール値を上げる体によくない食べ物というのが誤った実験結果だったというのはわりと知られている。(簡単に言うと、『卵とコレステロールの関係について 調べていたロシアの科学者が、実験にウサギを使っていた。ウサギはもともと草食動物なので、当然動物性の卵は体に合わず、コレステロール値が上がった』・・・というようなことだったと思います。人間は雑食なので、ウサギとは違う結果が出るはずですよね。現在は、卵黄に含まれる卵黄レシチンは体内のコレステロールを減らす働きをすることが発見されています。もちろん、何事も摂りすぎはよくありませんが。)

そしてその情報のバックグラウンド。 いくらピーナッツや蕎麦が良いといっても、ピーナッツ・アレルギーや蕎麦アレルギーのある人達にとっては「悪魔の食べ物」と言えるだろうし、牛乳を飲んでアレルギーが出る人も、化学飼料なしで育てられた牛からとれる100%オーガニック牛乳は大丈夫かもしれない。

人種によるものもあるかもしれない。 日本で生まれ育った私は食物繊維の多い食材が体に合っているのだが、アメリカ人の夫は野菜や穀物などを消化しきれずにお腹をこわしてしまうし、魚介類も食べると必ずお腹をこわしてる(本人いわく、魚介類を消化出来る酵素が体内にないそうです。ほんと?)。やっぱり肉中心の食事を続けてきた民族なのだなと妙に感心してしまう。先祖代々何十年、何百年と続けてきた 食事が一番合っているのだろう。

また、砂糖をはじめとする炭水化物をなるべく摂らない"Low carb diet"(アトキンスね)は炭水化物を大量に摂りすぎるアメリカ人には一時期必要かもしれないけど、全員に必要というわけでもないと思う。 話はそれるが、勘違いしたアメリカ人にはローカーボ・ダイエットの前にスモーラー・ポーション・ダイエットをおすすめしたい。「バランスのとれた食事を必要な分だけ食べる」ということが先じゃないのかな・・・。
桁違いに大量に好きなものだけを摂取する一部のアメリカ人を対象にして出た研究結果は、もともとバランスのとれた食事をしている日本人に当てはまるかというと、それも疑問だ。

そして何より、自分に必要か・不必要かということを自分で知ることが大切なのでは。 適度な運動と旬の食材を使ったバランスのとれた食事をし、体が健康であればその時自分に必要なものが自然とわかって来る。 結局自分の健康管理は自分のからだが一番よく分かっているので、巷にあふれる情報に惑わされずに自然体でいたいと思う。



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