1.個人のチェックを郵送する。
2.各社の自動振込みサービスを利用する。
3.銀行のBill Pay(自動引き落とし)サービスを利用する。
4.インターネットのBill Payサービスを利用して自分で振り込む。
などの方法がありますが、個人的には1と4を強くおすすめします。
理由は、間違いが多いことと、もし向こうが間違っていても返金される保障がないということからです。日本のしっかりした会計システムをご存知の方には信じられないかもしれませんが、本当の話です。
実際、自分達が体験した失敗談を少しご紹介しましょう。
(その1)カナダにて、インターネットプロバイダーとの出来事(長文です^^;)
カナダでプロバイダーと契約しようと、インターネットでの申し込みをしていた時。(ちなみにそのプロバイダーはカナダでもかなり大手です。)
手続きの途中で、「パスワードは5桁より多くして下さい。」という画面が出て、最初から登録のやり直しをしなければなりませんでした。2度目はちゃんと6桁のパスワードを設定し、登録終了画面も確認、無事プロバイダーとの契約をすることが出来ました。
そして1年後、解約手続きを済ませて日本へ帰国したとき、とんでもない事実が判明したのです。
当時日本のクレジット・カードからの自動引き落としで支払いしていたのですが、毎月2つ分のアカウントが請求・引き落としされていたのです。どうやら最初の5桁のパスワードで拒否されたにも関わらず、登録されてしまっていたようです。何故????
急いでプロバイダーにeメールしたのですが、返事はなし。しかも、解約したはずのアカウントの分も相変わらず引き落とされています。
その後何度eメールを送っても、やはり返事は梨のつぶて。
eメールでは埒があかん・・と英語の堪能な姉に直接電話してもらって、やっと「解約手続きと超過料金の返金をする」という返事をもらいました。
やれやれ、これでやっと解決した・・・と安心したのも束の間、その後もアカウント2個分の料金は引き落とされ続けています。
当時ビザの手続きやアメリカへの引越しの準備で忙しかったため、とりあえず保留にしてアメリカに渡ってからコンタクトすることにしました。
念のため日本を離れる時にクレジット・カードも解約し、カード会社にも事情を話して「もし再び請求が来ても間違いなのでカード会社の方で拒否してもらう」という手続きもして、アメリカへ旅立ちました。
渡米後、今回は事情を話してアメリカ人の夫に「ちゃんとした文章でクレーム」してもらうことに。
今までのいきさつを順を追って説明したすばらしいフォーマルな文章を書いてもらい、まずはメールで。しかし、やはり返事はなし。
クレジット会社とも解約したはずなのに、相変わらず毎月しっかり引き落とされています。(日本にいる母にクレジット会社に問い合わせてもらったのですが、こちらも結局止められませんでした。(約束が違う〜〜!!)クレジット会社は私の銀行口座を知っていたので、解約後も勝手に引き落としていたのですが、これって
違法じゃないのかな???)
これはやはり、直接電話するしかないとHPで電話番号を調べてカスタマーサービスに電話することにしました。・・・・しか〜し!「カナダ国内からしかかけられません」というメッセージのテープが流れるばかりで、アメリカからは電話がかけられないようになっていたのです。
日本からかけた番号はもう使われておらず、直接コンタクトを取る方法は・・・カナダに行くしかありません。
カナダはここミネソタから車で半日程の距離です。どうせならキャンプも兼ねてカナダに行こうということになり、いざ、カナダへ。
早速カスタマーサービスに電話して延々と事情を話し、長い交渉の末にようやく解約の手続き&超過料金(この時点ですでに約5万円になっていました)の返金を約束してもらったのです。
さてみなさん、この話はここで解決したと思ったでしょう・・・んがっ、まだ解決していなかったのです(T-T)
無事、解約はされました。
めでたく引き落としも止まりました。
でも結局、待てど暮らせど返金のチェックは届かず、支払う必要のなかった計5万円ナリは戻ってくることはありませんでした。
それでも問い合わせを始めて約2年、ようやく支払いを止めることができただけでもほっとしました。
思えば、最初からチェックか振り込みにしておけばこんな問題は防げたと思います。超過分は、高い授業料を払ったと思ってあきらめました。
(その2)アメリカにて、携帯電話会社(アメリカでは大手の電話会社)との出来事。
携帯電話料金を自動引き落としにしていたのですが、ある日、過請求を発見。
早速電話会社に電話をし、調べてもらうとやはり先方のミスで多く引き落としてしまっていたようです。
ところが、その月の会計はもう閉めてしまったので返金は出来ないというのです。(そんな馬鹿な!!)
「こちらが間違ったのならともかく、そちらが勝手に間違ったのに訂正できないのはおかしい」と食い下がったのですが、あちこち電話をたらいまわしにされた挙句、結局
返金はされませんでした。(この後、何度もカスタマー・サービスに電話をして何度も回線をたらいまわしにされた後、何度も交渉したのですが駄目でした。)
毎月の引き落とし通知をすぐに確認していればすぐに問い合わせして訂正してもらえたので、ある意味自分達の責任でもあるのですが・・・やはり納得いきません。
ちなみに、「申し訳ありません」などという言葉は一言もありませんでした。(謝れば自分達のミスを認めることになるからでしょうか。)
結局その携帯電話は解約し、カスタマーサービスが良いことで定評のある別の会社と契約し直しました。
他にも信じられない経験をいくつかし、それ以来支払いは面倒でも毎月自分で処理するようにしています。
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