Harmony Home
地球を守るために 健康 家事を楽しく 北米生活情報 こころのページ その他いろいろ
北米生活情報
― MENU ―
■買える物リスト
・一覧
・衣類
・電気製品
・キッチン用品
・文具類
・趣味の道具
・食品類
・その他
■度量衡換算表
■サイズ表
■お役立ちサイト
■安全に暮らす
■常識?
・日常生活編
・職場編
■英会話
・カタカナIndex
・英単語
**北米の風景**
風景写真です
**ミネソタ情報**
ミネソタのローカル情報
**お土産編**
アメリカで喜ばれた
日本のお土産たち
**ガーデニング**
北米でも野菜づくり

◆◇ 安全に暮らす ◆◇

■火災を防ぐ
■不審者の侵入を防ぐ
■アメリカの治安について
■「かっこいい」ことは危険
■運転中、困っている人を見かけたら

火災を防ぐ

ここ中西部で家庭火災の原因の上位を占めるものは何だと思いますか?
それは、意外にも『コーヒーメーカー』なのです。

普通、アウトレット(コンセント口)は一箇所に2つ以上ありますよね。
同じ場所から電源をとったコーヒーメーカーと他の電気製品を同時に使うとショートしやすく、火災が起こりやすいのだそうです。 コーヒーメーカー専用の電源を一箇所決めて、たとえコンセント口が空いていても他の電気製品(特に熱器具)は同じ箇所から電源をとらない方がいいでしょう。

その他によくある火災原因として、衣類乾燥機も挙げられます。
こちらは、フィルターにたまった綿ぼこりを放置して使用した場合や、排気口にたまった綿ぼこりのために熱がこもって発火するのです。 衣類乾燥機のフィルターは、使う都度まめに掃除しましょう。

また、衣類乾燥機からの排気パイプは、なるべくまっすぐに(90度以下の鋭角に曲げてはいけません!)、そしてプラスチック製は避けたほうが安全です。 排気パイプ専用の、長いワイヤーのついたブラシで内部を定期的に清掃するのもお忘れなく。

いずれにしてもアメリカの電圧は高めなので、思わぬ事故を防ぐためにも、家に誰もいない時には絶対に家電製品(特に熱を発するもの)は使わないようにしましょう。

不審者の侵入を防ぐ

常識のようでついうっかり気がゆるみがちなのが、戸締りです。
外出する時はもちろん、家にいる時にも必ず施錠する癖をつけたほうがいいと思います。

ごくまれな事件ですが、自宅に友人を招いてくつろいでいる時にいきなり銃を持った人が侵入してきて惨事になってしまった・・という実話もあります。

日本でもそうですが、特に外国では自分の身は自分で守るのが基本です。 安全な地域だから、多人数だからといって安心せず、常に戸締りに気をつける習慣をつけましょう。

また、セキュリティー会社と契約してドアや窓にセンサーをつけてもらうのもおすすめします。 (セキュリティー会社のステッカーが貼ってあるだけで敬遠する泥棒も多いと聞きました。)

アメリカの治安について

アメリカ=銃社会・犯罪社会=危険というのは、おそらく多くの方が持つ印象なのではないでしょうか。
確かにアメリカ=治安が悪いという印象がありますが、州によっても違いますし、基本的なことさえ 気をつければ思った程危険な国ではありません。

でも、「な〜んだ、危ない危ないって聞いてたけど安全じゃないか」と気を抜いて地元の人 でもしないようなことをする観光客や学生さんなどは、見ていてひやひやするこ とがしばしばあります。

いくら思ったよりも安全とはいえ、

・夜間の一人歩きはしない
・昼間でも人気のない場所へは行かない
・誰かに「やめたほうがよい」と忠告されたことはしない

などの最低限常識的なことには気をつけるべきだと思います。 これはアメリカに限らず、日本の大都市でも同じ事ですよね。

私はアメリカに来て間もない頃、気を抜いて一人であちこち見て回ったものですが、後で夫や知人にびっくりされた ことも数多くあります。無知とは恐ろしいもので、自分では平気だったのですが・・・。

参考までに、危険な場所のサインは、

・graffiti(公共の場所に、スプレーなどで落書きがしてある)が多い
・公衆電話が取り外されている(盗難が多い証拠)
・閉鎖されたガソリンスタンドがいくつかある(同上)
・窓やドアに鉄格子がはめてある
・全体的にすさんだ雰囲気がある

・・・・・などです。しかし、これもあくまで目安で、地域によっては1ブロックごとに極端な治安の差があるところもあります。

怖い実話をひとつ・・・ある大都市のギャングは、メンバーになるための条件が『殺人をすること』という恐ろしい掟があるそうです。
彼らの手口のひとつは、郊外の住宅地へ行ってドライブ・ウェイに車をつけ、そこにいた人に発砲して逃げるというもの。静かな住宅街、しかも自宅で無差別に起こるこういった事件は、予測不可能で本当に恐ろしいです。
脅すつもりはありませんが、安全と思われる場所でもこういう事件が起こりうるということです。人が沢山いて安全だと思われるNYのセントラル・パークでも、薄暗くなると事件が起きたりします。

大都市などはガイドブックに危険な地域が載っていますので、『危険』といわれる場所には行かない方が賢明だと思います。

「かっこいい」ことは危険

いわゆる「ダーティー・スラング」(four-letter wordなど)はやたらと使わない方がいいと思います。 若者は特にスラングがかっこいいと思って使いたいのでしょうが、私たちが思っている以上に悪い意味の言葉を知らずに平気で言っているのを耳にすると、(特に治安の悪い場所などで)ぞっとすることがあります。

また、ラップ・ミュージックなどの歌詞など、いかにもかっこよく聞こえるので使ってみたいのでしょうが、非常に悪い差別用語などが入っていたりしますので、意味が分からない場合は使わない方が良いでしょう。
(日本へ帰国した時に、店などで雑誌や歌詞などからそのまま抜き出したようなフレーズを大きく書いてあるのを見て、夫が非常に驚いていました。私は気付かなかったのですが、英語圏の人が見たら訴えられかねないものだったそうです。)

また、治安の良くない場所にわざわざ行く事も「かっこいい」と思っている人がいるようですが、上にも書いたように、アメリカの『危険』は命にかかわる危険です。 ティーンエイジャーでも本物のギャングがいる場所だってあります。

知らなかったとはいえ、刺されたり撃たれたりしてもおかしくない状況に自分を持っていくのはどうかと思います。

「かっこいい」ことは危険が伴うことがあるということをお忘れなく。

運転中、困っている人を見かけたら

よく、路上で車が故障して止まっているのを見かけます。
こんなときは、自分で手助けしようとしない方が賢明だと思います。 特に交通量の少ない場所では親切心で何かしてあげたい気持ちは分かりますが、ここにも思わぬ危険が潜んでいるのです。
事故を装って実は金銭目当てだったり、最悪の場合は無差別殺人だったりということもあり得ます。

何か手助けしたい場合は、911に電話して場所と状況を連絡すれば、警察が来てきちんと処理してくれます。冷たいようですが、こういう親切心を逆手に取った事件というのが結構多いのも事実なのです。

下部スペース